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[鍼灸あマ指 国家試験対策] 鍼理論 古代鍼法 [鍼理論]

[問題]
◆古代中国から伝来した鍼法はどれか。
1.打鍼法
2.管鍼法
3.撚鍼法
4.皮内鍼法

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1. 問題文からの推測

まず、古代中国から伝来した鍼法ということなので、

少なくとも日本で考案されたものではないということを考えます。

日本で考えられた鍼法というのはいくつかありますね。

最も有名なのは鍼を管に入れて刺す方法ですね。管鍼法です。

ほかの鍼法についてもみていきましょう。


2. 個々の選択肢の確認

個々の選択肢を確認してみましょう。次の通りです。

◆打鍼法(だしんほう) ・・・ 御薗意斎(みそのいさい)によって発案された刺入法。小さな槌をつかって、鍼を叩くように刺す。

◆管鍼法(かんしんほう) ・・・ 杉山和一(すぎやまわいち)が作り出した刺鍼法。鍼を管に入れ、管の刺激によって切皮痛を激減できる。日本では主流の刺鍼法。

◆撚鍼法(ねんしんほう) ・・・ 中国より伝わり、杉山和一の管鍼法が広められるまで主流であった方法。鍼管を使わずに直接皮膚に入れる。現代でも中国では主流であり、諸外国でも行われている。

◆皮内鍼法(ひないしんほう) ・・・ 皮膚組織内に刺入し、絆創膏などで固定して、1日から数日留置する治療法。昭和初期に群馬県の鍼灸師赤羽幸兵衛(あかばねこうべい)が考案した。


続きは「3. この問題の攻略法」へ



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3. この問題の攻略法

この問題は、選択肢にあるような各種鍼法についてそれぞれ理解していれば解けますね。

日本で考案されたのは管を使う鍼管法のほかに、木槌で叩いたり、絆創膏を使うものがあるんですね。

「道具を使う鍼法は日本製」と憶えておくといいかもしれません。


解答:3 / 分野:鍼理論 (H24年 はり)






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