SSブログ

[鍼灸あマ指 国試過去問対策] 解剖学 喉頭の軟骨 [解剖学]

[問題] 
◆喉頭の軟骨のうち対をなすのはどれか。
1.喉頭蓋軟骨
2.甲状軟骨
3.披裂軟骨
4.輪状軟骨


koutoubu1.jpg
(図は『解剖学』医歯薬出版より)


1. 問題文からの推測
まずは喉頭部周辺の軟骨について確認をしてみましょう。

上の図にあるように、喉頭部はいくつかの軟骨が組み合わさって形成されています。

舌骨のすぐ下に喉頭蓋軟骨があり、その下に大きな甲状軟骨があります。

この甲状軟骨には喉頭隆起、つまり「のどぼとけ」がありますね。

そして甲状軟骨の後ろ側に声帯を形成する1対の披裂軟骨があります。

そしてそのさらに下に輪状軟骨があるんですね。


2. 個々の選択肢の確認
次に、個々の選択肢の確認をしてみましょう。

◆1.喉頭蓋軟骨  ・・・ 1つ

◆2.甲状軟骨   ・・・ 1つ

◆3.披裂軟骨   ・・・ 2つ (1対)

◆4.輪状軟骨   ・・・ 1つ


続きは「3. この問題の攻略法」へ



スポンサーリンク









3. この問題の攻略法
この問題は、喉頭部の軟骨を問う問題ですが、声帯を含めた喉頭部の構造が理解できていれば解ける問題ですね。

やはり解剖の構造は図でイメージとして理解しておくといいでしょう。

どの軟骨が1対であるとか、付着する骨はあるのか、筋肉はどうか、神経は、などと確認しながら覚えておくと印象付けができそうですね。

喉頭周辺は少し複雑な構造ですが、ひとつひとつの軟骨や部位に着目して、分けて考えるといいでしょう。

舌骨や声帯についてもときどき出題されますので、よく確認しておきましょう。


解答:3 / 分野:解剖学 (H26年 はり)




【あはきこくしの目次はこちらをクリック】
http://ahakikokushi.blog.so-net.ne.jp/2099-01-01
あはきこくしもくじ.jpg

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:資格・学び

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。