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[鍼灸あマ指 国家試験対策] 生理学 循環調節 血液量 [生理学]

[問題]
◆血液量をモニターしているのは主にどの受容器か。
1.頸動脈洞圧受容器
2.大動脈弓圧受容器
3.大動脈小体化学受容器
4.心肺部圧受容器

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1. 問題文からの推測

まずは「血液量をモニターする受容器」という言葉について考えてみます。

血液量をモニターするということは、血液に触れている部分、つまり血管内部にある受容器ということになりますね。

循環の反射性調節についてはいろいろなものがありますが、鍼灸あマ指で学習するものとしては次のようなものがあります。

(1)圧受容器反射 (高圧受容器反射) ・・・ 血圧の変動を感知

(2)化学受容器反射 ・・・酸素(O2)や二酸化炭素(CO2)の濃度を感知

(3)心肺部圧受容器反射 (低圧受容器反射) ・・・ 血液量の変動を感知

(4)体性感覚刺激による循環反射 ・・・ 皮膚、骨格筋、関節の感覚受容器が感知

(5)脊髄後根神経による血管拡張 ・・・ 軸索反射など


2. 個々の選択肢の確認

次に、個々の選択肢の確認をしてみましょう。下記の通りになります。

◆1.頸動脈洞圧受容器 ・・・ 上記(1)に関連します

◆2.大動脈弓圧受容器 ・・・ 上記(1)に関連します

◆3.大動脈小体化学受容器 ・・・ 上記(2)に関連します

◆4.心肺部圧受容器 ・・・ 上記(3)に関連します


続きは「3. この問題の攻略法」へ



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3. この問題の攻略法

この問題は、循環の反射性調節についてその種類と関係する受容器が理解できていれば解けますね。

上で説明した通り、血液量の増減を感知するのは「心肺部圧受容器」となります。

ほかの受容器についてもよく出題されますので、しっかりと憶えておくと良いでしょう。


解答:4 / 分野:生理学 (H24年 はり)





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